現役高校生の呟き。

高校生だって、いろいろ考えてるんです。

不倫とは。

こんにちは、花です。

色々考えた結果、初投稿は不倫について書こうと思います。

最近、芸能人等の不倫がバラエティ番組で面白おかしく扱われることが増えた名と私は感じています。バラエティ番組で重く話すわけにはいかないことはわかりますが、だったら不倫という題材を選ばなければいいのでは、と思います。

何より違和感を感じるのが、一度の不倫くらい許してやるのがいい女₍男)みたいな風潮を一部メディアで感じたことです。

皆さんには、不倫というものがどれほど人の心をつぶすのかを知ってほしいです。

 

平凡な毎日が崩れるまで

ひとくちに不倫と言っても、男性がしている場合や女性の場合、子供がいる場合や、お互いが不倫をしている場合など様々です。

私の家の場合は、母でした。約一年半の不倫の末、半年ほど前に別れたそうです。

 

私が母の不倫の知ったのは、母が不倫を始めて四か月後、父の言葉によるものからでした。

「まま、不倫してるよ」

晩御飯はどうするか、ぐらいのテンションで発せられた言葉によって、私の幸せだった毎日は激変しました。

何をしてる時にも母のことが頭から離れませんでした。

私たちの前で見せてた笑顔は嘘だったのか,あんなに楽しそうにしてた誕生日会や毎年恒例の家族旅行も、私たちの知らない男のことを考えていたのか,私や兄の存在は心のストッパーにはならなっかたのか,など思ったて答えなんて帰ってこない疑問ばかりが私の頭の中を占めました。

ある日、父に「昨日、俺が知ってる不倫について全部ママに言った。お前も知ってるってことも言った」と言われました。

平然を装いましたが、内心すごく動揺しました。きっと罪悪感にさいなまれるんだろうなと思ったからです。しかし、それは全くの見当違いでした。

朝、普通に私に挨拶した母は、ばっちり化粧をし、大きめの荷物を抱えて今日は夜勤だから帰ってこないと私に言いました。

私はテーブルの上にぐちゃぐちゃになったシフト表を見ていたので、その日母が休みだということは知っていました。

ああ、私が大好きな母親はこんなにも簡単に嘘つくんだ

溢れてくる怒り、悲しみ、虚しさ、悔しさ、すべての感情を抑えて笑顔でいってらっしゃいと言ったあの日のことを、私は今でも忘れられません。

 

つらい毎日

毎日が地獄のようでした。

私がこの世界中で最も信頼している祖母や、母のことがすごく好きな兄には、何があっても知られたくなくて、だれにも相談できない日々は孤独でした。

私が母にイライラするたびに母をかばう兄に、いっそのこと全部を話してやろうかと思う自分も、母を完全には嫌いになれない自分も、大嫌いでした。

 

ある日の夜、いつも通り祖母の家で晩御飯を食べていると、祖母の携帯に母から電話がかかってきました。祖母は常にスピーカ-にしていたためやり取りはすべて聞こえてきました。

 

「もしもし、お母さん」

「泣いてるの?いやなことでもあった?」

「………」

「言ってくれんきゃ分からないよ」

「言ったらお母さん絶対軽蔑する」

「しないからいってごらん。仕事のこと?」

「…違う」

「もしかして男の人関係?」

「……うん」

 

このときの私の怒りは、どんな言葉を紡ごうが表せません。

母は、それを伝えることでどれほど祖母が悲しむかを容易に想像できたくせに、酔っ払って電話をかけ、大事な部分は祖母に言わせたのです。

それからの祖母は、見てわかるほどにやつれていきました。毎日のように気ずいてあげられなくてごめんと、謝ってきました。

そんな祖母を見るのが何より辛かったです。

 

最後に

不倫中の母や、周りの人々について書いてたらきりがないので今回はこれで終わりにします。

私は今でも母がしたことは許せないです。多分それは一生変わらないでしょう。

それでも大好きなんです、母のことが。

100%嫌いになれたり、憎めたら多分は楽かもしれません。でも、できないんです。私にとって母親は、あの人だけだから。だからこしつらいし、苦しむんです。

 

不倫は人の心を壊す

 

それを忘れないでほしいです。